独学でTOEIC満点+英語が聞ける・話せるようになる勉強法!!

TOEIC 550点から990点満点まで鍛えた勉強法を中心に中学高校レベルの英語はできる人向けにご紹介します。特に独学で英語を話せるようになりたい方のお役に立つ記事を書いています。

TOEIC990点満点を取るまでの軌跡

TOEIC 990点(満点) 今回の記事では、私の自己紹介も兼ねて留学経験なし・純日本人の私が42歳の時にTOEIC 990点満点を取得するまでに行った英語学習の概要をご紹介します。

小学校卒業まで

小学校卒業までは、英語に触れたことはほぼないに等しかったです。友人の中には小学生の英語スクールに通っている友人もいましたが、何分田舎で育ったので外国人を見たこともほとんどなく今と違って小学校で英語の授業もなかったので、HelloやYes, Noくらいしか知りませんでした。

中学1年~中学3年

中学になりいよいよ英語を勉強しないとまずい、でも英語の勉強をしたことがないからどうやって勉強したらいいかわからない状態だったんですが、「単純に英語の教科書を単語・文章含めてすべて丸暗記しよう」と思い、愚直に丸暗記しました(笑) この荒療治が功を奏し、学校の定期試験は毎回満点近く取っていました。中学生の間に文法と単語の基本的な知識を身に着けたと思っています。

高校1年~3年

高校生になり、部活が忙しかったこともありあまり英語に時間をさけなくなり成績も急降下。高校で使っている英語のテキストが結構難しい内容であったため中学の時に行っていた教科書丸暗記ができなくなり成績はぱっとしませんでした。英語の先生が結構厳しい先生だったので、英単語と英文法の勉強だけはやっていました。でも大学受験には失敗し浪人生活を送ることになります。

浪人生時代

ひたすら英語の長文問題の問題演習に明け暮れました。そのかいあって最終的に英語だけなら偏差値70くらいは取れるようになっていました。

大学時代

ほとんど英語の勉強はしていませんでした(笑) 「自分の英語力は大学受験の時がピークでそれ以上上がることはないな」と思っていたので英語学習に対するモチベーションも低かったです。

就職後~2013年まで

まったく英語は勉強してませんでした。

2014年7月

私が勤めている会社に海外拠点ができたため、英語でのコミュニケーションが今後必要になってくると考え1か月ほど勉強して受験したところ550点でした。「はじめてにしてはまぁまぁかな」と思いましたが、TOEICの平均点が580点前後であること知り平均点以下か・・・とショックを受けました。

2015年6月

TOEIC 700点突破(760点)!TOEIC受験を開始した当初は700点取ったらTOEICは卒業しようと思っていたんですが、実際に取ったら欲が出てきてやっぱり800点取るまで頑張ろうと勉強を継続しました。

2015年10月

初めてTOEIC 800点突破!しかも860点という800点台後半の点数が出て非常にうれしかったのを覚えています。正直800点の壁を超えるのは非常に大変でこの数か月間が英語に関しては最も勉強した時期だったなと思います。詳細はまた別の記事でお話しできたらと思っています。

2015年12月

TOEIC 900点突破(910点)!TOEIC900点以上というのは全受験者の中の上位3%以内にあたるそうでTOEIC受験界では「900点ホルダー」とかよく言われるくらい受験生にとってあこがれの点数レンジです。 ここで勉強をやめてもよかったんですが、「1回でいいから満点を取ってみたい」という欲求がわいてきましてひそかに勉強を続けていました。

2017年2月

ついにTOEIC 990点(満点)取得!初めて900点を取得してから1年2か月かかりました。。TOEICは800点/900点/950点と点数が高くなるごとに壁があり、気力・体力・時の運すべてが満たされたときにはじめて990点(満点)が取得できるのだと思います(笑) TOEIC 990点(満点)

TOEIC990点ホルダーの実力

でもTOEIC990点なんて英語を使ってほんとうに何かしたいのであれば入り口のような実力だと痛感しています・・・。。

  • 英字新聞:なんとか読めるけど時間がかかりすぎてあまり実用的ではない。
  • 洋書:簡単なものなら読める。
  • 洋画:ぎりぎり筋が分かるくらい。字幕無しではきつい。せめて英語字幕が欲しい。
  • 洋楽:一部よく聞き取れないフレーズあり
  • 通訳:簡単な英語でならできるけど同時通訳はできない。同時通訳には専門的な訓練・スキルが必要。
  • 英語でミーティング:聞かれたことには答えられても、自分で進行とかはできない。
  • 英語でプレゼン:入念に準備すればできるが、アドリブには対処できない。

現在は、英語のスピーキング力を鍛えるためスカイプ英会話レッスンを定期的に受講中です。 TOEICの勉強法については、点数アップのためのコツみたいなのがあるので別の機会に詳しく書いていこうと思っています。 ではまた。    

最短でTOEIC 600点をとる最もシンプルな勉強法

最短でTOEIC 600点をとる最もシンプルな勉強法TOEIC TOEIC 600点。 英語をほとんど勉強してこなかった人にとっては「自分には無理かも・・」と思ってしまう点数かもしれません。確かにTOEIC 600点というのは多くのTOEIC受験生にとって最初の関門となります。 しかし、以前の記事でも書いたようにTOEIC 600点というのは順位で言うとおおよそ真ん中よりちょっと上(上位43%)な点数なのではっきり言ってちょっと頑張ればだれでも達成できます。 今回は、TOEIC初心者でも確実に600点が取れる勉強の進め方を書いていきます。

全200問中の3~4割は捨てていい

では、まず、TOEIC 600点を取るには何問正解する必要があるのかを見ていくことにしましょう。 600点を目標とするのであれば、各セクション100問のうちそれぞれ62%以上を取れば達成できます。 つまり、3~4割の問題は不正解でも600点は取れるということです。 となると、最短で600点をとるためにはある程度ヤマを張る勉強法が有効だといえます。 TOEIC                    

Part 1・2・5に注力

まず、最初にお伝えしておくとTOEICはリーディング問題よりリスニング問題のほうが点数は取りやすいです。というのもリスニング問題は結構同じようなテーマの問題が使いまわしされていて公式問題集を何冊かやると、「あれ?前にもこの問題をやった記憶が・・」というデジャブを体験することがあります。 そのリスニング問題の中でさらに点数を取りやすいのがPart1・2です。 ですので、まずはPart1・2の勉強に全力を注いで下さい。

勉強は公式問題集を中心に

            TOEICには過去問題集というものがありませんので、TOEICの問題を作成しているETSが作成した公式問題集が過去問の代わりとなります。 巷にはTOEIC対策の本がたくさん出回っていますが、まず最初にやるべきは公式問題集です。 といってもTOEIC 600点未満の方が自力で全部解くのは不可能なので「解く」のではなく回答集を何回も「眺める」、これを行ってください。 何回か眺めていると、「あ、こういう問題がTOEICでは出るんだな」とか「この単語や文章は意味が分からない」というのが把握できるかと思います。 つまりわからない問題をわかるようにするために市販の問題集や参考書を使うのです。

公式問題集

市販の問題集(単語帳やPart5対策などジャンル別問題集)

公式問題集

市販の問題集(単語帳やPart5対策などジャンル別問題集)

のように公式問題集を軸として市販の問題集で弱点を克服していく、というのがTOEICに限らず試験勉強の王道でもあります。 ただし、TOEIC が400点未満の方は中学レベルの英単語と文法の知識を身に着けるのが先なので、公式問題集に着手する前にたとえば「いきなりスコアアップ! TOEIC(R)テスト600点英文法集中講義」TOEIC L&R TEST 出る単特急 銀のフレーズ」などをやってください。 上記の問題集以外にも初学者向けの良い問題集はあるのでAmazonのレビューを見たり、実際に書店で手に取ってみて自分が一番しっくりくるものを購入してください。 それではまた。