最短でTOEIC 600点をとる最もシンプルな勉強法
最短でTOEIC 600点をとる最もシンプルな勉強法 TOEIC 600点。 英語をほとんど勉強してこなかった人にとっては「自分には無理かも・・」と思ってしまう点数かもしれません。確かにTOEIC 600点というのは多くのTOEIC受験生にとって最初の関門となります。 しかし、以前の記事でも書いたようにTOEIC 600点というのは順位で言うとおおよそ真ん中よりちょっと上(上位43%)な点数なのではっきり言ってちょっと頑張ればだれでも達成できます。 今回は、TOEIC初心者でも確実に600点が取れる勉強の進め方を書いていきます。
全200問中の3~4割は捨てていい
では、まず、TOEIC 600点を取るには何問正解する必要があるのかを見ていくことにしましょう。 600点を目標とするのであれば、各セクション100問のうちそれぞれ62%以上を取れば達成できます。 つまり、3~4割の問題は不正解でも600点は取れるということです。 となると、最短で600点をとるためにはある程度ヤマを張る勉強法が有効だといえます。
Part 1・2・5に注力
まず、最初にお伝えしておくとTOEICはリーディング問題よりリスニング問題のほうが点数は取りやすいです。というのもリスニング問題は結構同じようなテーマの問題が使いまわしされていて公式問題集を何冊かやると、「あれ?前にもこの問題をやった記憶が・・」というデジャブを体験することがあります。 そのリスニング問題の中でさらに点数を取りやすいのがPart1・2です。 ですので、まずはPart1・2の勉強に全力を注いで下さい。
勉強は公式問題集を中心に
TOEICには過去問題集というものがありませんので、TOEICの問題を作成しているETSが作成した公式問題集が過去問の代わりとなります。 巷にはTOEIC対策の本がたくさん出回っていますが、まず最初にやるべきは公式問題集です。 といってもTOEIC 600点未満の方が自力で全部解くのは不可能なので「解く」のではなく回答集を何回も「眺める」、これを行ってください。 何回か眺めていると、「あ、こういう問題がTOEICでは出るんだな」とか「この単語や文章は意味が分からない」というのが把握できるかと思います。 つまりわからない問題をわかるようにするために市販の問題集や参考書を使うのです。
公式問題集
↓
市販の問題集(単語帳やPart5対策などジャンル別問題集)
↓
公式問題集
↓
市販の問題集(単語帳やPart5対策などジャンル別問題集)
のように公式問題集を軸として市販の問題集で弱点を克服していく、というのがTOEICに限らず試験勉強の王道でもあります。 ただし、TOEIC が400点未満の方は中学レベルの英単語と文法の知識を身に着けるのが先なので、公式問題集に着手する前にたとえば「いきなりスコアアップ! TOEIC(R)テスト600点英文法集中講義」や「TOEIC L&R TEST 出る単特急 銀のフレーズ」などをやってください。 上記の問題集以外にも初学者向けの良い問題集はあるのでAmazonのレビューを見たり、実際に書店で手に取ってみて自分が一番しっくりくるものを購入してください。 それではまた。